大阪梅田で2院を展開している眼科クリニックです。JR大阪駅・各線梅田駅から徒歩圏内。さまざまな目の悩み、トラブルなど気になる症状がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

白内障手術

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白内障手術(梅田北阪急ビルアイクリニックでは金曜に実施しております)

当院の白内障手術の特徴と先進的な取り組み

~ にごりをとるだけの白内障手術からより精度の高い視力を追及する白内障手術へ ~

現在の白内障手術手技は十分に発達熟成しており完成の域に達していますが、まだ“改善”の余地があります。
手術前に行われる眼のデータをより詳細に測定することは、手術中または手術で使用する眼内レンズの度数に大きく影響するため重要となりますが、当院ではVerionという機器を用いて、患者さん固有の眼の血管、虹彩の特徴を捉え、手術中の顕微鏡の画像にリアルタイムで乱視などの情報を映し出し、手術操作に反映させて、より正確な手術を行うようにしています。

手術前の検査では、白内障の濁りなどで不正確なデータしか測定できない患者さんや、LASIKなどをした眼ではデータが不安定になってしまいますが、これらの機器を使えば、従来の検査機器より正確な手術が可能になり、手術後の視力もより良いものになると考えられています。
こうした機器の情報は、当院の手術顕微鏡や白内障手術装置、フェムトセカンドレーザー白内障手術(LenSx)とすべて連動しており、これまででは不可能であった正確な情報をもとにより質の高い正確な手術を進められるようになってきました。

入院・日帰りについて

当院では基本的には日帰り白内障手術を行っておりますが、ご希望によって入院手術も対応しております。

右図が眼球の断面図です。水晶体は矢印のところで、 この部位の透明性の変化のことを白内障といいます。
通常は、加齢性の変化ですが、生まれつきの先天性白内障、 病的な白内障、打撲などの外傷による白内障など、様々な原因で濁りが生じることがわかっています。

左が透明水晶体、右が加齢変化をうけた水晶体。経年変化により、水晶体の内部の細胞は増加し、透明性は失われていく。

白内障眼内レンズ挿入術では、濁った水晶体を取り除き、その代わりとなる眼内レンズを同部位に 挿入する手技です。

白内障になった場合の患者さんの見え方について説明します。
下記の左側の図が正常な人の眼に入ってくる光の道筋です。通常、白内障などがなければ、網膜上の一点に光は集光し、ピントがあいます。しかし、右の図のように、白内障が存在してくると、光は網膜上にうまく集光できず、ピントが合わないような状態となります。

左:正常な人の眼に入ってくる光の道筋/右:白内障になった場合の患者さんは、光は網膜上にうまく集光できず、ピントが合わないような状態に。

正常な見え方 正常では、上記のようにしっかりとピントが合いますが…
白内障の見え方白内障の見え方

白内障では、上記のようにピントが合いにくくなり、またぼやけて見えたりします。
また、白内障は、上記のように見えにくくなるだけではなく、濁りの進行の過程で、近視化が進行したり、光がまぶしく見えたり(夜間の対向車のヘッドライトがまぶしい、昼間サングラスがないとまぶしくて眼を開けてられない)などの他の症状も示す場合があります。
中高年の方で、最近眼鏡の度数が進行している・・・という場合、眼鏡を変える前に、一度白内障の検査をしたほうが良いことがあります。

白内障手術の手術方法について、わかりやすく説明していきます。
白内障になって濁る部分は、水晶体の部分です。この濁りを取り除き、変わりに眼内レンズをいれますが、眼内レンズを眼内に挿入し、支えておくために、水晶体を取り囲んでいる袋を残し、中身の濁りのみを超音波を利用しながら砕き、吸引除去していきます。そして、残りの水晶体の袋の中に眼内レンズを挿入し、支えとする方法が、現在の標準の方法です。


まずは手術の切開創を作成。 水晶体の袋に円形の切開を作成し、中身の濁りを除去。
最後に眼内レンズを挿入して終了。

※手術後の見え方は挿入する眼内レンズの種類によって大きく変わっていきます。
患者さんがどのように見えたいか、で挿入するレンズが変わっていきます。
眼内レンズの説明は「単焦点」「多焦点」のページにてご確認ください。

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